わかりやすい文章を書くためには、シンプルなロジックを用いる必要がある。
シンプルなロジックを用いて文章を書くことで、読み手が文章を理解しやすくなるからだ。
シンプルなロジックには、帰納法と演繹方の2つがある。
この2つのロジックを用いることで、わかりやすい文章を書くことができる。
それでは、わかりやすい文章を書く方法について確認していく。
帰納法でロジックを展開する
帰納法は、複数の特定事象を前提とし、結論を導くロジックである。
そのため、前提は全て同じ種類の考えとなる。
帰納法は、結論と複数の前提をつなぎ言葉でつなぐことで、ロジックが正しいかどうか確認することができる。
結論と複数の前提が全て同じつなぎ言葉でつなぐことができれば、正しいロジックになっている。
反対に、結論と複数の前提が同じつなぎ言葉でつなぐことができなければ、誤ったロジックになっている。
演繹法でロジックを展開する
演繹法は、一般的に正しいことを前提とし、妥当と思われる結論を導くロジックである。
そのため、前提から結論までの流れがスムーズである。
演繹法は、前提が本当に正しいか問うことで、ロジックが正しいかどうか確認することができる。
前提が本当に正しいかの問いに本当に正しいと答えることができれば、正しいロジックになっている。
反対に、前提が本当に正しいかの問に本当に正しいと答えることができなければ、誤ったロジックになっている。
展開したロジックをもとに文章を書く
帰納法や演繹法を用いて展開した結論と前提をもとに文章を書くことで、わかりやすい文章を書くことができる。
結論は、文章で読み手に伝えたいこと。
前提は、結論を補足するためのもの。
ロジックを展開することで、文章に書く構成が整理されている。
文章に書く構成が整理されていれば、あとは構成に沿って文章を書くだけだ。
ロジックに沿って文章が構成されているので、読み手にとってわかりやすい文章ができあがるのである。
おわりに
文章の構成にシンプルなロジックを用いることで、わかりやすい文章を書くことができる。
ただし、ロジックが正しくなければ、わかりやすい文章にはならない。
そのため、文章を構成する際には、用いたロジックが正しいかどうか確認することが大切である。
正しいロジックを用いて文章を構成し、構成に沿って文章を書けば、わかりやすい文章を書くことができるはずだ。