はじめに
この記事では、私が人を笑わせるときに意識していることについてまとめている。
私は人を笑わせたいとき、他人をいじって笑いをとらないようにしている。
他人をいじって笑いをとると、いじられた人は嫌な気分になる可能性があるからだ。
そのため、基本的には自分をいじって笑いをとるようにしている。
自分のいじり方として、自分の欠点や失敗談を話すようにしている。
また、自分の欠点や失敗談を話すときはできるだけ真面目にしている。
真面目な口調で話すことで、緊張した雰囲気を作り、その緊張した雰囲気を緩和させることで笑いが生み出されるからだ。
それだけでなく、できるだけ相手の予想を裏切るように心がける。
相手の予想が裏切られるときにも笑いが生み出されるからである。
ここからは、私が人を笑わせるときに意識している5つのことについて詳しく述べていく。
他人をいじって笑いをとらない
私は人を笑わせたいとき、他人をいじって笑いをとらないようにしている。
他人をいじって笑いをとると、いじられた人は嫌な気分になる可能性があるからだ。
以前、私は他人をいじって笑いをとっていた。
しかし、他人をいじって笑いをとっていると、楽しい人ではなく、ひどい人と言われるようになってしまった。
最初は、周りを笑わせているのになぜ?と思っていたが、よく考えてみるとそう思われても仕方がなかった。
他人をいじって笑いをとる行為は、いじられる人を傷つける行為だったからだ。
そのことに気付いてからは、他人をいじって笑いをとることをしないようになった。
自分をいじって笑いをとる
他人をいじって笑いをとることをやめたので、自分をいじって笑いをとるようにしている。
自分をいじれば、周りの誰かが嫌な気分になることはないからだ。
他人をいじるときはすらすら言葉がでてきていた。
しかし、自分をいじるようになってなかなか言葉がでない。
他人ばかりいじって笑いをとっていたので、自分のいじり方をわかっていなかったのである。
しかも他人をいじるときは自分の感覚でいじっていたので、どのようにいじっていたかもわからない。
他人を自分に置き換えていじるのもちょっと違う気がしてなかなか思うように笑いをとることができなくなった。
自分の欠点や失敗談を話す
自分のいじり方がよくわからなかったので、笑いをとるときは自分の欠点や失敗談を話すようにした。
人は、他人と自分を比較して優越感を持ったときに笑うと言われているからだ。
ただ、自分の欠点や失敗談を話すだけではなかなか笑いがとれないこともあった。
自分が面白いと思っていても、相手が面白いと思うかどうかはわからないからだ。
そこで、話す内容だけでなく、話し方も工夫する必要があることに気付いた。
話す内容が面白くなくても、話し方によって人を笑わせることはできるのではないかと思ったからだ。
真面目な口調で話す
人を笑わせたいとき、最初は真面目な口調で話すようにしている。
人は、緊張した状況が緩和されると笑ってしまうからだ。
真面目な口調で話すことで、緊張した状況を作り出すのである。
緊張した状況から、自分の失敗談を話し、緊張した状況を緩和させる。
結果、同じ話でも笑ってくれる人が多くなるのである。
人を笑わせるためには、話す内容だけでなく、話し方も大切であることを学ぶことができた。
相手の予想を裏切る
人を笑わすためには、話す内容や話し方だけでなく、話のストーリーも大切になる。
人は自分の予想が裏切られると笑ってしまうため、相手の予想を裏切るように話のストーリーを組み立てるのだ。
人と話をするときは、相手はこう予想しているだろうなと思うこととは違うことを言うことで、相手を笑わせることができるのである。
お笑いでいうところの「ボケ」である。
おわりに
人を笑わせるためにはどうしたらよいかを考えたことで、笑いのメカニズムを知ることができた。
他人をいじって笑いをとっていたら知ることができなかったことだ。
人を笑わせるときには、相手に優越感を持たせる、緊張を緩和させる、相手の予想を裏切ることが基本となる。
あとは、相手に合わせてこれらを組み立てていくことで、相手を笑わせることができるはずだ。