はじめに
他人のことを気にしすぎないで生きることができれば、人的ストレスをできるだけ少なくすることができる。
しかし、他人のことを気にしないほうが楽であることはわかっていても、ついつい他人のことを気にしてしまっているのではないだろうか。
他人のことを必要以上に気にしてしまうと、他人の価値観に合わせて行動してしまうことがある。
他人の価値観に合わせて行動してしまうので、自分らしく行動している実感は得にくいはずだ。
どうして他人のことを気にしてしまうのだろうか?
自分の経験を振り返って考えてみると、3つの理由があった。
① 自分に自信が持てないため
② 他人に認めてもらうため
③ 他人の価値観に合わせるため
自分に自信が持てないので、他人に認めてもらおうとする。
他人に認めてもらうため、他人の価値観に合わせる。
他人の価値観に合わせようとして、他人のことを気にする。
他人のことを気にすることの本質は、自分にあったのである。
では、どうやったら他人のことを気にしすぎないでおけるだろうか?
他人のことを気にしぎないようにするためには、自分と向き合うことが大切である。
自分と向き合うことで、自分に自信が持てるようになっていくからだ。
ここからは自分と向き合う具体的な方法についてまとめていく。
昨日の自分と比較する
他人と比較するのではなく、昨日の自分と比較するのである。
昨日の自分と比較することで、自分自身の成長過程に焦点を当てることができるからだ。
自分が成長している実感を得れば、自分に自信が持てるようになるはずである。
他人と比較してしまうと、結果にだけ焦点が当たってしまうからだ。
良い結果のときは自信を得ることができるかもしれないが、悪い結果のときは自信を失ってしまうかもしれない。
それだけでなく、他人と比較するため、常に他人ことを気にしないといけなくなってしまう。
自分で自分のことを認める
他人に認めてもらうのではなく、自分で自分のことを認めるのである。
自分で自分のことを認めることで、自分に自信が持てるようになるからだ。
自分で自分のことを認めれるよう、昨日の自分と比較して成長したことを紙に書き出す。
紙に書き出すことで、自分が成長した点をきちんと認識することができる。
自分の成長を積み重ねることが自信へとつながっていくはずである。
自分に自信を持つ
他人の価値観で行動するのではなく、自分に自信を持って自分の価値観で行動していく。
自分の価値観で行動することで、自分らしく行動している実感を得ることができる。
自分に自信を持って行動するため、自分の成長したことを見返すようにする。
自分が行動して成長した結果が今の自分のベースになっているからだ。
自分に自信が持てなくなったときこそ、今までの自分を振り返る。
自分を振り返ったときに自信が持てるように、自分が成長するための行動を積み重ねておかないといけない。
自分が成長するための行動を積み重ねるためには、日々の行動と振り返りが欠かすことができない。
やむくもに行動するのではなく、自分の成長に向かって行動することが大切である。
おわりに
他人のことを気にし過ぎないようにするためには、自分と向き合うことが大切である。
自分と向き合い、自分が成長するための行動をする。
自分が成長している実感を得ることができれば、自分に自信が持てるようになるはずだ。