はじめに
家計管理の目的のひとつは、収入の範囲内で生活することである。
しかし、家計管理をしていても収入の範囲内で生活することができていない人もいるのではないかだろうか。
収入の範囲内で生活することができていないのは、以下の3つが原因だと考えられる。
① 収入より支出が多いから
② 収入の範囲内に支出をおさめる意識が薄いから
③ なんとなくでも収入の範囲内に支出をおさめれると思っているから
では、どうやったら収入の範囲内で生活することができるのだろうか？
収入の範囲内で生活するためには、以下の3つが大切である。
① 収入の範囲内に支出をおさえることができないことを自覚する
② 収入の範囲内に支出をおさえる意識を持つ
③ 収入の範囲内でお金を使う
この3つを具体的に実践していく方法について確認していく。
収入の範囲内に支出をおさえることができないことを自覚する
まずは、収入の範囲内に支出をおさえることができていないことを自覚する。
自分の現状をきちんと理解することで、行動を改善する意識が芽生えるからである。
収入の範囲内に支出をおさえることができていないことを自覚するためには、家計簿をつけておかないといけない。
家計簿をつけておけば、家計が黒字か赤字かを見ることができる。
収入の範囲案で支出をおさえることができていないので、家計は赤字である。
家計が赤字であることを目で見て、収入の範囲内に支出をおさえることができていないことを自覚するのである。
収入の範囲内に支出をおさえる意識を持つ
次に、収入の範囲内に支出をおさえる意識を持つ。
収入の範囲内に支出をおさえる意識を持つことで、お金の使い方が変わってくるからだ。
何も意識せずにお金を使っていたら収入の範囲内に支出をおさえることはできない。
収入の範囲内に支出をおさえる意識を持つため、1週間ごとに使えるお金を決めておく。
1週間ごとに使えるお金は、収入から毎月出ていく支出を引いて4週間で割って算出する。
毎月出ていくお金は、家賃や保険料、水道光熱費などである。
1週間ごとに使える決めておくことで、収入の範囲内に支出をおさえる意識を持つことができる。
1週間ごとに使えるお金の範囲内で生活する
1週間ごとに使えるお金を決めたら、あとはそのお金の範囲で生活する。
使えるお金を制約することで、制約のなかでどうするかを考えるようになるからである。
何も考えずにお金を使っていたら、今まで通り支出が収入を上回ってしまうはずである。
使えるお金の範囲で生活するため、毎日使った金額を記録する。
毎日使った金額を記録しておけば、現状を把握することができる。
現状を把握しておけば、使えるお金の範囲以上のお金を使うことはないはずである。
きちんと残りのお金を確認することで、収入の範囲内に支出をおさえることができるようになる。
おわりに
収入の範囲内で生活するためには、収入の範囲内に支出をおさえることが大切である。
収入の範囲内に支出をおさめる家計管理のコツは、予算をきちんと決めることだ。
予算を決めることで、予算内で生活するためにどうしたらよいか考えることができる。
あとは、毎日使ったお金を記録して、予算内で生活できているかどうかを確認していくだけである。
