はじめに
体重を減らしたくてダイエットしているのについ食べすぎてしまった。
子供を叱るときを怒ってはいけないと思っていながらもつい怒ってしまった。
やってはいけないことと分かっていながらついやってしまう経験をした人は多いのではないだろうか。
体重を減らしたくてダイエットしているので食べるのをほどほどにする。
子供を冷静に叱る。
このように自分の欲求や感情をコントールするにはどうしたら良いだろうか?
自分の欲求や感情をコントロールするためには、脳の働きが低下した状態を作らないことが大切である。
脳が欲求や感情をコントールしているからだ。
脳の働きを保つことで、自分の欲求や感情をコントールできるのである。
脳の働きが低下した状態を作らないためには、以下の3つが重要になる。
① ストレスがかからないようにする
② 睡眠不足にならないようにする
③ お酒を飲まないようにする
ストレスがかからないようにする
ストレスは脳の働きを低下させるため、ストレスができるだけかからないようにする。
ストレスができるだけかからないようにするためには、自分が何にストレスを感じるかを把握しておかないといけない。
体重を減らしたくてダイエットしているのについ食べすぎてしまったなど欲求をコントールすることができなかったとき。
子供を叱るときは怒ってはいけないと思っていながらもつい怒ってしまったなど感情をコントールすることができなかったとき。
自分が欲求や感情をコントールできなかったときの1日を振り返ってみることで、自分が何にストレスを感じていたかがわかるはずである。
自分がストレスを感じた結果、欲求や感情のコントールを失ってしまったと考えられるからだ
自分が何にストレスを感じているか分かったら、紙に記録しておく。
紙に記録したあとは、そのストレスがかからないようにするための方法を考える。
ストレスがかからない方法を考えれば、あとはストレスがかからないように行動するだけである。
睡眠不足にならないようにする
睡眠不足になると、脳の働きは低下してしまう。
脳の働きを保つためには、睡眠時間の確保が重要である。
自分の欲求や感情がコントールできなかったときを振り返ってみて欲しい。
その原因が睡眠不足であることも多いのではないだろうか。
睡眠時間を確保するため、1日のスケジュールを考えるときは寝起きの時間を決めることから始める。
最初に寝起きの時間を決めることで、寝起きの時間を中心にスケジュールを組むことができる。
そうすれば、やることを詰め込み過ぎて睡眠不足になることを避けることができるはずである。
お酒を飲まないようにする
お酒は脳の働きをマヒさせるため、お酒を飲まないようにする。
お酒を飲むと感情が高ぶったりするのも脳の働きがマヒしているからである。
このように、お酒を飲むと欲求や感情のコントールを失うのはわかりきっていることである。
お酒を飲まないようにするためには、お酒のない環境に身をおくのが一番である。
例えば、自宅にお酒を置いておかない。
自宅にお酒がなければ、お酒を飲もうと思っても飲むことができない。
自分の意思力はあてにならないので、環境設定をすることでお酒を飲まないようにするのである。
おわりに
自分の欲求や感情をコントールするためには、自分が欲求や感情のコントールを失っているときの状況を把握することが大切である。
自分の欲求や感情のコントールを失っているときの状況を把握することで、脳の働きを低下させる要因がわかる。
そうすれば、具体的な対策を立てることができるからだ。
自分の欲求や感情をコントールするため、まずは自分が欲求や感情のコントールを失っているときの状況を振り返ることから始めてみよう。