はじめに
この記事では、私が自責マインドについて思うことについてまとめている。
自責マインドを持つためには、まず自分に起こる出来事を受け入れる必要がある。
自分に起こる出来事は全て自分が選択のうえ行動した結果であるからだ。
また、自責マインドも持つことは、自分を責めることではない。
自分を責めるのではなく、自分が選択のうえ行動した結果に責任を持つことである。
自責マインドを持つことで、前向きになることができる。
自分に起こる出来事を受け入れる
自責マインドを持つためには、まず自分に起こる出来事を受け入れる必要がある。
自分に起こる出来事は、全て自分が選択のうえ行動した結果であるからだ。
以前の私は自分に起こる出来事を受けれ入れることができず、人のせいにしたり環境のせいにしたり言い訳ばかりしていた。
あるとき、会社の先輩から「すぐ言い訳をする」と言われた。
このときは、言い訳ではなく説明しているだけなのになんで分かってくれないんだろうと思っていた。
また、別の先輩からも「言い訳が多い」と言われた。
複数の人から言い訳をしていることを指摘されたことで、自分の行動を振り返るきっかけになった。
自分の行動を振り返ってみると、確かに言い訳ばかりしていた。
失敗したくない、自分の非を認めたくない、自分を守りたいといった気持ちのあらわれだったのだと思う。
しかし、全て人のせいや環境のせいにしていたら自分自身が成長することはないと感じようになった。
そのため、まずは自分に起こる出来事は、全て自分が選択のうえ行動した結果であることを受け入れることから始めたのである。
自責マインドを持つことを意識する
自分に起こる出来事を受け入れるようになったら、自責マインドを持つことを意識する。
今まで他責マインドだった人間がすぐに自責マインドになるのは難しいからだ。
自責マインドを持たないといけないと思っていても、気がついたら言い訳してしまっていることがある。
まずは、他責マインドだった意識を自責マインドの意識へ変える。
意識を変えることで、言い訳していた行動を自分を振り返る行動に変えることができる。
行動が変われば、何も得られなかった結果を学びという結果に変えることができる。
一度に全てを変えようとせず、ひとつずつ変えていく。
ひとつずつ積み重ねていくことが大切である。
自責マインドを持つ=自分を責めることではない
自責マインドを持つことは、自分を責めることではない。
自分を責めてしまうと、自分のことを否定しまうからだ。
自分のことを否定してしまっては、自分に起こった出来事を受け入れることができなくなってしまう。
私は自責マインドを持たないといけないと思い、自分に起こる出来事は全て自分のせいだと捉え、自分を責めてしまっていた。
そうなると、うまくいかない→自分を責める→自分を否定する→さらにうまくいかないの負のスパイラルにはまってしまったのだ。
このときは何をしてもうまくいく気がせず、何もやる気が起こらない状態になっていた。
このとき、会社の先輩から「自分を責める必要はない」と言われて、自責マインドの捉え方を誤っていたことに気づくことができた。
自責マインドは自分を責めることでない。
自責マインドとは、うまくいかなかったことを分析し、うまくいくためにはどうしたらよいか考えて行動することだと。
自分が選択して行動した結果に責任を持つ
自責マインドとは、自分を責めることではなく、自分が選択して行動した結果に責任を持つことである。
自分が選択して行動した結果に責任を持つことで、その結果と向き合うことができる。
結果と向き合うことができれば、なぜその結果になったのか、どのようにしたら望む結果を得ることができるかを考えることができる。
結果から学びを得ることで、行動の改善につなげるのである。
他責マインドだと結果から何も学ぶことができず、行動の改善をすることもできない。
行動の改善をしなければ、結果が変わることもない。
自責マインドを持つことで前向きになることができる
自責マインド持つことで、前向きになることができる。
自責マインドを持っていれば、結果と向き合い、これからどうしていくか考えているからだ。
つまり、自責マインドの人は未来のことを見ているのだ。
未来のことを考えることで、自分の考え方も前向きになっていくはずである。
自責マインドの人は、他責マインドの人のように過去のことばかり見てあのときこうしとけば良かったなどとは考えない。
過去のことは変えることができないが、未来のことは変えることができる。
ただし、自分の行動を変えないと未来を変えることはできない。
そして、自分の行動を変えるためには、自責マインドを持つことが必要である。
おわりに
自分の経験も踏まえて自責マインドについて感じることをまとめてみた。
自分の成長のために自責マインドを持つことは大切である。
しかし、自責マインドの認識を誤り、自分を責めてしまうと、自分を否定する結果になってしまう。
自責マインドとは、自分に起こった出来事は自分の行動の結果であることを受け入れ、その結果から学びを得て、行動を改善していくマインドのことである。
自責マインドを持って行動を改善することが自分自身の成長へとつながっていくのである。